更新工事後のクリーンルームの清掃から測定までまとめてお願いしたい
クリーンルームでの清掃作業をはじめ設計通りの清浄度を確保する為の各種測定作業まで当社で一括対応しています。
事例詳細
状況
工事業者様より更新工事後のクリーンルームの清掃及び測定の依頼を頂きました。作業場所は一次清掃終了後の約200平米のクリーンルームでした。
作業内容
6名にて2日間かけてクリーンルーム内の清掃を実施。清掃後はパーティクルカウンターにて清浄度測定を実施し、問題がないことを確認しました。
解決のポイント
クリーンルームとは?
空気清浄度が確保され、空気中の微粒子が定められた清浄度区分以下に管理された部屋のことを言います。清浄度区分は米国連邦規格とJISの2つに大別されます。病院の手術室や製薬工場など清浄な環境が厳しく求められます。
清浄度測定とは?
簡単に言うと、ほこりや塵の量を専用の測定機器(パーティクルカウンター)にて測定して、設計通りの清浄度が確保されているかを確認する作業です。
クリーンルームの清掃には専用の道具が必要です!
クリーンルーム内は粉塵の出る物(布・紙等)は持ち込み禁止です。掃除機もクリーンルーム専用のものを使用します。専用の掃除機は排気を特殊なフィルターでキレイにしてから吐き出すため、空気を汚しません。拭き上げの際も精製水を使用し、ホコリの出ない特殊なクロスを使用します。またクリーンルームでの作業時は無塵服を着用し、手を念入りに洗うなど細心の注意を払います。
今回実施した清浄度測定の他、風量測定、室間差圧測定、温湿度測定、菌検査なども対応します。HEPAフィルターの交換及びリーク測定についてもお任せください!
今回は清掃、清浄度測定ともに問題なく作業完了しました。