簡易専用水道検査時に防虫網の破れがあった。
防虫網が破れていた場合は通気管の交換もしくは通気管の外側から網を被せるなどの対策をお願いします。
事例詳細
状況
年に1回の簡易専用水道検査時に、受水槽に設置している通気管の防虫網が破れていることが判りました。
作業内容
簡易専用水道検査は安全に水が供給されているかを確認する為の検査ですが、今回は受水槽に設置されている通気管に不具合箇所「防虫網の破れ」が見つかりました。水槽内に虫など異物が混入しないよう通気管外側から網を被せていただくように助言し、すぐに対応していただきました。
解決のポイント
通気管の防虫網が破れている現場が、受水槽・高置水槽問わずよく見られます。
通気管は、受水槽・高置水槽の上部に設置されているため人目につきにくく、劣化していても気づかれない場合が多いです。中でも防虫網は通気管の内部にあり、さらに気づかれにくい部分です。
防虫網の網目の大きさは2ミリ目が適当と言われており、細かい網目になると目詰まりを起こしやすく機能低下をまねく恐れがあります。虫の多いところでは防虫網を二重にするなどの対策を助言しています。