「冷水系統の水が配管の腐食により赤水になり、Yストレーナーにも錆が詰まっている。さらに配管が腐食しピンホールにより漏水している」とのご相談
当社独自の水質管理ユニット「Mizuクリーン」を設置し、設置から1ヶ月で濁度・鉄ともに減少し、目視でも透明感が確認できました。設置後も防錆剤の使用により継続的に水質管理を行っています。
事例詳細
状況
工場にて、お客様より「空冷チラー冷水回路の水が配管の腐食により赤水になり、Yストレーナーにも錆が詰まり能力が低下している。さらに配管が腐食しピンホールがあいて漏水し、大変困っている」とご相談がありました。
作業内容
冷水回路のエコフラッシング作業による水質改善を行った後、水質管理ユニット「Mizuクリーン」の設置を提案しました。
Mizuクリーン設置には3日間で作業完了しました。設置後は継続的に水質管理を行っています。
解決のポイント
「Mizuクリーン」とは?
当社独自の自動制御の据付型ろ過ユニットで、循環回路に取り付けて水の汚れ(鉄さびや不純物など)を除去します。防錆薬品を併用することで、継続的に水質改善から水質管理まで1台でトータルに対応可能です!
★配管を痛めず、設備の延命につながります!
★設置することで洗浄回数を減らすことが可能です!
こんな場所におすすめ!
・蓄熱水槽など保有水量が多く水の入れ換えが難しい
・年中稼働していて容易に系統を止められない
・薬剤等での洗浄ができない
例)ホテル・病院・ショッピングモール・工場等
エコフラッシングとは?
配管水中の汚れ(鉄さびや不純物など)をフィルターに通して取り除く工法です。従来の工法での多量の水の使用や赤水が止まらない等の問題点を解消した、より効率的かつ環境に優しく、コストに配慮した工法です。
エコフラッシング 3つのポイント
①洗浄水量を大幅に削減
②発錆作用を抑制
③工期の短縮
この事例では、Mizuクリーンは継続的に水質を維持できることから、既設の冷水系統に設置をしました。
設置から1ヶ月で濁度・鉄共に減少しており、目視でも透明感が確認できました。設置後は、月1回の点検時に薬品補充及びフィルターの交換と水質検査を行い、継続的に水質管理を行います。