トイレの臭いが気になる。臭いを測定して数値化することは可能ですか?
お客様のご要望に合わせて、デジタル機を用いて臭気レベル測定を実施。汚れや臭いの発生源となるものなど、現地の状況を確認しながら測定を行ないました。
事例詳細
状況
ビル管理会社様から「トイレの臭いが気になる。清掃は実施しているが、清掃効果の検証材料として、臭いを測定して数値化して欲しい。」とご依頼を頂きました。トイレの管理状態をより良くすることが目的との事でした。
作業内容
簡易臭気計による臭気レベル測定と検知管による汚水関係の成分測定(硫化水素、アンモニア、メチルメルカプタン、トリメチルアミン、酢酸エチル)の2つの測定方法をトイレの清掃前・後で測定しました。
解決のポイント
簡易臭気レベル測定で臭いの強弱を数値化することができます!
今回は現場の状況と箇所数を考慮して料金が比較的リーズナブルな2種類の測定をご提案をさせて頂きました。今回の測定以外に、「特定悪臭物質22項目測定」という方法もあります。
現場の状況をヒアリングしながら、汚れや臭いの発生源を考慮して測定箇所を選定。簡易臭気レベル測定の基準値はありませんが、作業前後や場所を変えて数値を比較して測定を行いました。
完了予定時刻が指定の中、トイレ清掃の作業時間と合わせて、事前打合せで分刻みの工程を調整し、スムーズに施工完了出来ました。
測定の結果、1箇所少し臭いの強いところでアンモニアを0.2ppm検知しました。その他、測定結果から便器の周りの清掃も必要であることや、清掃用のモップから臭いを検知したり、芳香剤によって臭いが発生していることもお伝えし、今後の清掃方法についての改善検討の材料になるデータをご提供出来ました。
※清掃の方法を変えた場合などは、定期測定をおすすめしています。